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応用分析化学 国内学会等 海外学会等 NIST留学記 NDA留学記

【報告-第15回(最終回)】 2000年9月 
第15回目、最後の近況報告になりました。
今月末でNISTでの研究生活も終わり、日本に帰国です。
1年3ヶ月、長いかな?と思いましたが、とても短かったです。
大変有意義な経験になったと思います。

さて前回の学会参加の話で、旅費が出ると言いましたが、もらいました。

最後ということで、帰国準備などについて話したいと思います。

帰国準備と言っても、やることは、
1)アパートの解約、
2)電話、電気、水道、ガスなど公共料金の解約、
3)ケーブルTVの解約、
4)運送屋の手配、
5)転送手続き、
6)家具類、車の売約先の手配、
7)デイケアへの通知、
8)車の保険の解約
ぐらいです。

1)のアパートの解約は60日前までに報告しないといけないので、
7月末に手続きは終わりました。
こちらの契約はおもしろくて、1年契約が基本なのは日本と同じですが、、
1年が過ぎると、何も言わないと1ヶ月単位の契約として継続になります。
もちろん、この時に1年契約を結ぶこともできます。
金額は1年契約で1ヶ月840ドル、1ヶ月単位だと880ドルとなってました。
これはそれぞれ、今の賃料より20ドル、60ドル高い金額です。
また、2年契約を結ぶ事もできます(最初は1年以上の契約は不可能)。
2年契約の場合、最初の1年は840ドルで2年目は880ドルとなってました。

2)私のアパートは、第8回で報告したとおり、電気ガス水道込みなので、
電話だけ解約すればよいことになります。8月末に解約の電話を入れました。

3)CATVも8月末に解約したんですが、19日でと言ったのに、1週間半前から
TVが見れなくなり、文句を言おうと思ったのですが、見れないことは
たびたびあったので、しばらく様子を見ていたのですが、
やはり接続を切られたようでした。
面倒なので(1週間だけだし)そのままビデオ生活になりました。
室内アンテナも試しました。夜と朝だけは結構見れます。昼は電波状態が。。

4)もちろん船便なんですが、運送屋にするか全て郵便局にするか迷うところですが、
郵便局の船便の場合、安いですが荷物は1つ1つ別々に送られます。
その結果ダンボール箱は見るも無残な形、直方体から球体に変形してしまいます。
運送屋の場合、1家分で送られるので、そういうことはありません。
ですが、その分割り高です。
我々は日通のペリカン便を使おうと考えています。
1mで700ドル、2mで1200ドルです。
1mは小さいように思えますが、体積の計算上1mに収まればいいので、
結構、多くのダンボール箱を送ることが出来ます。
1mのダンボール箱が狭い官舎に入るのか、、、心配です。

5)転送手続きは郵便局に提出するだけです。
日本までの料金は誰が負担しているのか不思議ですが。。

6)家具類や車の売買は、帰国する人にとって一番大変です。
(もちろん、最初にそういうのを探すのも大変でしたが。)
ですが、我が家の場合、次に来る日本人にすべて一式売る事が決まっているので、
楽でした。ミシンを除いては。ミシン、どうなるのか今も未定。

7)デイケアへの通知というか、先生には8月末に報告してました。
今月はさよならパーティを開いてもらう予定です。

8)車の保険は手紙を書かないといけません。それで解約になります。

こんなところでしょうか。あとは、、銀行のアカウントですが、まだ残すか解約するか迷っています。
残していくと、いろいろ便利なことがあるようですが、
(ドルで払う時に使えるとか小切手を現金化できる、利子が高いなど)
6ヶ月ごとにsavingとchecking口座のお金を交互に移動しないと、
解約になってしまうということと、(しなくてもいいという話もあるので、確認してみます。)
注:6ヶ月以上口座のお金が動かないと口座維持費がかかるだけのようです。
         解約にはなりません。)

解約するのに、もう1度NISTにこないと行けないというデメリット
(メリットだろうか^^;)もあるので、迷っています。
注:これは手紙でOKです。結局残して、電話代とか払ってから解約しました。
         というのも、AOLが更に課金してきたし(ネットで口座の出納がわかる)、さらに
         JAFみたいなところも課金してきて、残高がマイナスになり、
         COMSTAR(銀行名)から罰金20ドル課金されたので、
         アパートの敷金が小切手で送られてきてたのを送って入金し、解約したのでした。)
(その後、AOLから手紙がきて300ドル近く払えと言って来ましたが、 手紙を書いて、文句言って、
              送り返しました。だいたい入った(実際には入ったつもりはない)ときからcloseする
              というTELを3回もかけたのに、さらにあっちが1度請求止めといて
              勝手に復活させるのはおかしいですしねー。)

利子分を毎年確定申告しないといけないのかと思っていたのですが、これは必要ないようです。
TAXの説明を受けたので確実。質問したし。
しかし、、こういう契約ごとよりも、荷づくりの方が10倍大変ですね。

さて、私の妻が車の免許をとったという話はしましたが、
国際免許をとりました。日本で運転するために必要ですから。
で、この国際免許、日本だと警察に行って、写真を添えて提出すると
普通は2週間かかって郵送されてきます。
急いでますというと、1週間ぐらいで送られてきます。
もちろん、試験場に近い人は、そこに行けば即日でくれるようですが、
普通、遠いですし、なかなか行けないですよね。

アメリカはMVA(試験場)なのか、ポリスなのかわからず、大使館に電話して聞きました。
免許の和訳も必要という情報もあったので、大使館に確認するために
電話したんですが、ついでに聞きました。
結論として、和訳はしていない、そちらで勝手に和訳してもOKと言われました。
注:これは全くの嘘でした。日本に帰ってきてから日本の免許に書きかえるのに、
        JAFに連絡をとり、JAFに和訳してもらう必要があります。
        さらに1ヶ月以内に日本の免許を取得しないといけない!と大使館に言われたのに
        日本の試験場ではUSAの免許の有効期限内(5年)でOKですよ!と言われました。
        日本の大使館に日本のことを聞くのは全くあてにならないので、注意が必要ですね。)

また、国際免許はAAA(トリプルA)で取れます。という回答。
AAAは日本でいうところのJAF(車が故障した時にお世話になるところ)。
そんなところで国際免許取れるの?と不思議に思いながら、
近くにAAAの事務所があるので、行って見ると、
25ドル(写真代&メンバーじゃないので割増込み)20分で国際免許をくれました。
うーん、アメリカって大雑把だけど、こういうのも簡単なんですね。

ということで、さようなら。皆様、日本で会いましょう。

PS:
さて、最後ということで、私の
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