前編 −飛行船船体〜ゴンドラ部の製作
 中編、 後編

飛行ロボットコンテストって?

 飛行ロボットコンテストは、近年多くの注目を浴びている飛行ロボットを、学生が実際に製作し、その技術と性能などを競うコンテストで、2004年度より開催されています。コンテストは飛行機タイプ飛行船タイプの2つの部門からなり、それぞれ毎年多くの大学が出場し、優勝目指して競い合っています。
 昨年度、防衛大学校 航空宇宙工学科から、第2回飛行ロボットコンテスト 
飛行船タイプの部に参加しました。これは、飛行船の製作から、大会当日までを綴った日記です。


飛行船船体の製作 

まずは膜材を所望の形に加工するため
カットするところにマジックで印をつける。
膜材は飛行船用を使用しているが、短時間であればごみ袋でも可。



カットしたら2枚を重ねて端の部分を熱溶着する。
写真はクリップシーラを使っているが、半田ごてでも可。


ヘリウムガスを抜けにくくするためビニール袋でひと工夫。
ささっている紙切れは誤ってヘリウム注入口をふさがないようにするために一時的に挿入している。



飛行船船体の完成!!
ゴンドラ部の製作
身近なものでペイロードの測定。
今回はちかくにあったお茶パックを使用。


モーターとプロペラを数種類組み合わせて最大推力がでる組み合わせを選定している様子。


細かいところは任せた!よろしく


    ついにゴンドラ部完成!!
バッテリ、コントローラ、サーボ、CCDカメラすべてを集約。


つぎは翼の製作
  中編へ続く


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