主将挨拶


68期 主将  小松 巧人こまつ たくと  



 紅葉の候、皆様ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
 日頃より、多大なるご支援をいただき、防衛大学校柔道部部員一同、心より感謝しております。
 さて、防衛大学校柔道部は今年をもって創部70周年を迎えることが出来ました。これもひとえに諸先輩方が築きあげてくださった長い歴史の賜物であり、その歴史を紡ぐ立場としてより一層、身の引き締まる思いが致します。
 現在、柔道部は68期生が中心となり、かねてからの目標である「全日本学生優勝大会出場」を目指し、日々精進しております。
4月には、70期生11名を柔道部員として迎えることが出来ました。現在は総勢34名と多くの部員に恵まれ活気のある雰囲気の中、稽古に励んでおります。
 今年度の関東学生柔道優勝大会につきましては1回戦敗退と悔いの残る結果となりました。しかしながら試合を通じて学んだことも多く、この結果を糧として来年度の大会ではよい報告ができるよう、日々稽古を重ねております。そして試合の際には標語である「油断大敵」「勇猛果敢」「豪快淋漓」を胸に刻み、全力を尽くしてまいります。
 また、防大柔道部としての特性を考え、ただ強くなるのではなく、柔道を通じて「心」「技」「体」すべてを鍛えることにより、幹部自衛官に必要な資質の育成につながるよう努力をしていく所存です。
 今年度も依然として新型コロナウイルスの影響が残り、練習時間の制約やマスクを着用しながらでの稽古など一部不自由に感じるところもありますが、感染症対策に万全を期し、練習に励んで参ります。納会等の各種行事に関しましても今後の新型コロナウイルスの感染拡大状況を踏まえ、実施の規模や日時をホームページ等で連絡させていただきます。
 最後になりますが、今後とも防衛大学校柔道部へのご支援ご鞭撻のほど心よりお願い申し上げます。

68期主将  小松 巧人