CIW留学記 〜第4回ワシントンの生活雑感〜

　最近、やっぱり日本語の本や雑誌が読みたくなってきました。英語の本は、字ばっかりで味気なくておもしろくないです。（しかも高いですし）しょうがないのでときどき、日本の新聞を買いに行ってます。でも、1部3ドルもするんですね。

　こちらでは日本と違ってあんまり娯楽がないのですが、TVはキャプション付で見てます。それでも口語で早口だと全く何を言ってるのか分かりません。番組は多いのですがあんまり面白いのをやっていないと感じます。最近の一番のお気に入りはAFV（America's Funniest Videos）です。内容は、日本のTVで放送されている”さんまのからくりTVで読者投稿のおもしろネタのビデオがあると思いますが、あれと同じようなものです。あの番組中の海外からのものは、このAFVのものを使っているそうです。これは理屈ぬきに面白いです。また、ナレーターがさんまみたいにおもしろいことべらべらしゃべって、これも面白いです。金曜日の夜はこれを見て部屋で大笑いしています。


　週末には、いろんなところを見て歩いています。DC内は地下鉄が発達していて、主なところにいけるのは便利です。でも、米の国だから、あんまりいいかっこする必要ないと思ってたんですが、さすが、都会、みんなびしっと決めているので、なんかちょっと浮いているような、気がしています。それから、太っている人がほとんどいないですね。ほとんどの人がすごくスマートで、TVに出てくるようなすごーく太った人は全然見かけません。地方にいくとまた違うのかも知れませんが。そういえば、走ったり散歩したりしてる人がとても多いです。体型維持にすごく気を使っているんですね。

　あと、気がついたのは、みんな歩くスピードが異常に速いことです。私も関西人で速い方だと思っていたのに。ストライドの差というのも大きいですが、、、。それから、エスカレータの動く速度がまた速い。フランスの動く歩道じゃないですが、注意しないと危ないような。横須賀では関西と違ってエスカレータがすごく遅いと思っていましたが、やはり都会はなんでも速いのでしょうね。

　おもしろいと思ったのは、ゴールデンレトリバーなどの大型犬を連れて散歩をしている人で、日本ではかなり大きく感じる犬が相対的にかなり小さく見えることです。なんか犬がかわいく見えておかしいです。

　研究所内では、さすがアメリカって感じ？で、みんなすごーくラフなかっこうです。皆さん本当に研究者かって感じです。ボスなんか、一番最初に空港に迎えに来てくれたときは、Ｔ−シャツ、半パン、サンダルでした。こっちは、一応（暑いのに）ジャケット着ていたのに、、、。でも親しみやすくっていいんですが。それから、空港から高速乗る時に、このボス、車（ミニバン）のミラーを、料金所の看板に思いっきりぶつけて、「なんだ？？？、ミラーが当たった、ははは」とか言っていておかしかったです。

　そういえばこの前、朝通勤で歩いていたら、道路の途中で同じ研究所に勤める中国人（女性!）に拾ってもらいました。研究所まで連れてってくれたんですが、すごい、おんぼろの車でした。開けたら、ドアがギーって言いました。よく一回でドアを閉められたね、とほめて（？）もらいましたここでは、このような古い車はめずらしく、外国製の（日本車も含めて）かなりお値段の高い車がいーっぱい走っているのには驚きます。それから、やっぱりここは外国、レディファーストですよね。建物の入り口のドアとか開けてあげなくてはなりません。向こうも（当然のように）ちゃんと待っている。別の都市に行けば違うのかも知れませんが。

　ところで、アメリカはいつイラクに攻めるのでしょうか。心配です。
動物園

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