今年度より、近年の情報セキュリティの重要性に鑑み、企画発信部門は、クロスドメイン第1研究部門、第2研究部門に細分化され、活動を行っています。
クロスドメイン第1研究部門が主に宇宙・電磁波・無人機分野に関する研究を行うのに対して、クロスドメイン第2研究部門では、主に情報セキュリティに関する研究を行っています。
- 具体的には、
ネットワークセキュリティ、暗号理論等の通信プロトコルに関するセキュリティに関する研究
を扱います。
特に、発展が目覚ましい量子技術は、近い将来、情報セキュリティに大きな影響を及ぼすことが予想され、その対策に関する研究を行うことは喫緊の課題です。
情報セキュリティを脅かす方法としては、サイドチャネルアタックのような漏洩電磁波を利用した物理的な方法も知られています。このような手法に対する対策研究のため、クロスドメイン第1研究部門との密接な情報交換を行い、連携・協力体制を構築して行きます。
グローバルセキュリティセンター クロス・ドメイン第2研究部門長
サイバー・情報工学科教授 渡邉 宏太郎